アンティーク~午後四時、図書室より~ - 松任谷P/重音テト.mp3

アンティーク~午後四時、図書室より~ - 松任谷P/重音テト.mp3
アンティーク~午後四時、図書室より~ - 松任谷P/重音テト
[00:00.203]物語の結末は、読まない主義な...
[00:00.203]物語の結末は、読まない主義なんです。
[00:07.460]現実は退屈だけど、だけど明日は晴れるといいな。
[00:28.453]古本屋で手に取った
[00:32.459]幻想的で、きっと少し憧れる銀河の噺。
[00:42.720]何処かで聞いたような台詞、袖を引くようで
[00:50.206]返却ついでの本棚、下巻を探す。
[00:57.447]グラウンドを臨む窓際の席は
[00:59.705]小雨でも声援飛び交って
[01:01.699]五月蝿いから
[01:04.448]少し離れてるコピー機の隣
[01:06.953]ちょっとだけ羨ましいから
[01:08.653]抱えた本を開く。
[01:14.669]少年はいつか大人になり、
[01:18.874]夢見た日さえ忘れて
[01:22.612]ぎゅっと彼の手を引いた
[01:26.081]あの娘のことも
[01:29.093]少女は何年も待っていた
[01:33.344]星をくれる彼の手を――――。
[01:37.084]僕はそっと本を閉じた
[01:40.335]「そうだ、夕飯は何にしようか。」
[01:58.583]図書室で手に取った
[02:01.836]幻想的で、きっと少し切なくなる銀河の噺。
[02:12.574]非現実なほど逃げ出したくなるよ
[02:14.835]愛おしい甘美なフィクションは
[02:17.049]麻薬のよう
[02:19.786]寝不足だったかな…瞼が重くて
[02:22.049]ちょっとだけ、僕は目を閉じた
[02:24.029]まどろみのドアを開く。
[03:22.532]『小さい頃から夢見ていた
[03:27.032]物語の始まりが
[03:30.551]どこにも見当たらないんだ。
[03:34.278]いつまで待っても…』
[03:37.031]気が付けば茜差す校舎
[03:41.296]夕飯の支度もあるし
[03:45.050]買い出しをして玄関先
[03:48.528]小包が一つ
[03:51.538]差出人不明の…骨董品?
[03:55.533]微かに声が聴こえるので
[04:00.529]その奥に見える光、覗き込んだ僕は――――。
[04:10.280]"Real is more of a stranger than fiction."
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